AI時代に生きる数学力の鍛え方 思考力を高める学びとは
基本情報
タイトル | AI時代に生きる数学力の鍛え方 思考力を高める学びとは |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
ページ数 | 310ページ |
価格 | 1,980円(税込) |
価格 (電子版) | 1,881円(税込) |
出版年月日 | 2020年12月18日 |
コンセプト
本書は以下のコンセプトをもって書いたものです。
・長年の数学教育活動、とくに数学が苦手な大学生に対するボランティア授業を含む積極的な教育を通して、現在の日本の数学教育の問題の核心は、「理解を省略してやり方の暗記だけで済ます教育」が盛んになっていること。
・上記の具体例を算数、中学数学、高校数学、大学数学の入り口、それぞれに分けて、問題点が分かるように述べること。
・2019年3月に文部科学省と経済産業省が発表したレポート「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」について解説し、今後のAI時代においては数学の応用力や発想力が重要であること、そのためには「理解させる数学教育」と「理解する数学の学び」が鍵になることを説明し、それ向けた数々のヒントを述べること。
・数学の応用面に興味・関心を抱くような数学の話題について、算数、中学数学、高校数学、大学数学の入り口、それぞれに分けて、出前授業の経験等も踏まえて得た優れた題材をいろいろ紹介すること。