群論入門
基本情報
タイトル | 群論入門 対称性をはかる数学 |
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出版社 | 講談社 |
ページ数 | 178ページ |
価格 | 864円(税込) |
価格 (電子版) | 864円(税込) |
出版年月日 | 2015年5月20日 |
コンセプト
本書は以下のコンセプトをもって書いたものです。
・本書の予備知識は、微分積分や統計などを除く高校数学であること。
・群論の歴史的な流れを踏まえて、置換の周辺から一歩ずつ階段を上るように述べること。
・あみだくじの仕組みや15ゲームをはじめとして、視覚的に楽しく理解できる題材を多く使うこと。
・「5文字上の偶置換全体からなる5次交代群は単純群である」という性質を丁寧に証明するように、非可換な世界を大切にすること。
・符号・暗号の理論と近い内容に、オイラーの「36人士官の問題」を起源とする直交ラテン方陣があるが、群論の応用としてそれらも扱うこと。