新体系 高校数学の教科書 上・下
基本情報
タイトル | 新体系 高校数学の教科書 上 |
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出版社 | 講談社 |
ページ数 | 359ページ |
価格 | 1,274円(税込) |
価格 (電子版) | 1,274円(税込) |
出版年月日 | 2010年3月20日 |
タイトル | 新体系 高校数学の教科書 下 |
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出版社 | 講談社 |
ページ数 | 369ページ |
価格 | 1,274円(税込) |
価格 (電子版) | 1,274円(税込) |
出版年月日 | 2010年3月20日 |
コンセプト
本書は以下のコンセプトをもって書いたものです。
・数学I、II、III、A、B、Cというアラカルト方式による縦割りから脱却し、ともすると軽んじられていた前後左右の繋がりをきちんと述べ、高校数学を大きな一本の体系として捉え直すこと。
・社会人の再学習や大学生の復習も目標にして、充実した索引を付けること。
・「なぜ数学を学ぶのか」という疑問に終始目を向け、「大学の入学試験にあるから」という目先の答えではなく、「人生を通して学ぶ」という答えを導くために、“生きた題材”も多く取り入れること。
・1960年代以降の検定高校数学教科書で扱ったほとんどの項目について丁寧な説明を心掛け、検定教科書の構成がどのように変遷しても「高校数学」とは堂々と向かい合える立場になること。
・受験数学では軽視されがちな「すべて」と「ある」の用法を含む論理、空間図形の範囲における線形計画法、正規分布の発想を用いた推定・検定などについても、学びの面白さを追求して述べること。
・デジタル化の時代の基礎となる整数について、発展的な内容を補章で述べること。
・微分積分で頻出の「限りなく近づける」などの表現について、従来の誤解を生み易い説明よりも詳しく、また大学数学レベルのε-δ論法とも一線を画す、第三の説明方法を試みること。